Specialized treatment for 5 diseases

5つの疾患の専門治療

心の病は、幼年期の発達障害から高齢期の認知症まで、年齢層も広く、疾患の種類も多岐にわたります。
特に「うつ病」「児童思春期疾患」「依存症」「統合失調症」「認知症」の5つの疾患については、体系化した治療を多職種による専門治療チームで行い、高い専門性を追求しています。

児童思春期疾患

児童思春期疾患はどんな病気?

お子さまのこんなことでお困りではありませんか?

  • 不登校
  • ゲーム依存
  • 勉強についていけない
  • ケンカが多い
  • 怒りっぽい
  • 落ち着きがない
  • 友達ができない
  • こだわりが強い
  • 食べ物を拒否する

こうした症状の背景には、成長の遅れや本人の特性があったり、虐待やいじめなど家庭や学校における環境的な問題があります。

当院の児童思春期疾患治療

お困りごとの原因には、発達障害、知的障害、依存症、うつ病、統合失調症などの病気があることもあります。これらの病気に対して当院では、精神療法(医師による診察)や心理療法を中心に、必要な方に応じてお薬を用いて症状を抑える治療を行います。

症状の根本原因である医療・教育・社会にまたがる諸問題に対して医師を中心とした多職種(臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、薬剤師、栄養士など)が連携して介入し、解決することで症状の改善を図ります。

入院治療では、6歳から18歳までの患者様専用の「児童思春期病棟」を開設しています。
子ども同士の集団生活は、治療効果に良い影響を与えます。

入院中はまず、生活のリズムを整えることから始めて、体の健康を取り戻します。
それから自分の病気の特徴を学び、感情のコントロールや情緒の成長を目指します。
退院後にスムーズに登校できるように、入院中から登校の練習を始めます。
学校とも協力して、復学しやすいように環境を整えています。

児童思春期病棟(専門治療病棟)

児童思春期病棟には、児童思春期疾患に精通した専門職と、専用の学習室などの設備が整っています。

学習室

入院の目標

  • ごはんを規則正しく食べることができる
  • 朝起きて夜寝ることができる
  • ゲームの時間が減る
  • ケンカの回数が減る
  • 気持ちの切り替えが上手になる
  • 自分に自信が持てるようになる
    (診断入院、行動観察を目的とした入院も承っています)

児童思春期病棟の
1日のスケジュール

6:20 起床
6:40 朝ごはん
9:30 朝の会・掃除
10:00 制作 運動
11:00 学習
12:00 昼ごはん・昼休み
14:00 学習授業 制作 アンガー
マネジメント
スポーツ ソーシャル
スキル
トレーニング
精神療法 こども
ミーティング
15:30 終わりの会・おやつ
16:00 入浴
18:10 夕ごはん・自由時間
21:00 消灯
  • 掃除:生活指導の一環として、自室の掃除や洗濯は各自で行います。
  • 制作(作業療法):さまざまな作業活動(制作)を通して、気分転換や集団内での過ごし方などを学びます。
  • 運動・スポーツ:運動不足解消と気分転換のため、毎日運動の時間があります。木曜日は体育館を使用します。
  • 学習:毎日学習の時間を設定しています。月曜日の午後は教員による指導もあります。
  • こどもミーティング:病棟内で問題が起きたり、要望があるときには、全員で話し合いをして解決します。
  • ソーシャルスキルトレーニング(SST):お子さまが自分の内面に気づき周囲に適切に伝えるスキルを獲得します。人間関係を構築して維持する力を身に着けます。
  • 音楽療法:合唱や合奏をすることで、協調性を高めます。芸術にふれることで、情緒を育むこともできます。

退院までの流れ

面会について

児童思春期病棟の面会は土曜・日曜・祝日のみ可能です。
(10:00~16:00)

費用について

各市町村の「子ども医療費助成」の対象となります。

退院後の暮らしもサポート

訪問看護

ご家庭や親御さんのご事情で学校への送り出しができない、決まった時間に薬を飲ませることができないなどの
問題がある場合は看護師がご家庭に訪問して支援します。
また、引きこもりの患者様のご自宅に作業療法士(リハビリの専門職)が訪問して、できることを増やす支援などもしています。

訪問看護ステーションクローバー

ご家族へのサポート

ペアレント トレーニング

当院の児童思春期疾患のモットーは、「家族ごと支える」です。
子どもは特に、退院後に戻る場所の環境や人との関係性が、本人にも大きな影響を与えるからです。
当院では、保護者の方を対象に、お子さまの障害・病気の特徴や関わり方を学んでいただける「(ペアレントトレーニング)」を開催しています。

児童思春期親子支援プログラム

患者さま(お子さま)を対象にした「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」と、保護者様を対象にした「ペアレントトレーニング」を、同時進行で行う児童思春期親子支援プログラム「サン・フラワーの会」を実施しています(1クール全10回)

ペアレントトレーニングの様子。

子育てサロン『シフォン』毎月 第2・第4火曜日 開催

お子さまの発達など、気になることについて専門職のスタッフや、同じ悩みを持つ保護者さまと気軽に話せる場です。
(※お子さまが当院で治療を受けていなくても、ご参加いただけます)

対 象
福岡県在住の保護者さま
時 間
13:00~14:30
料 金
200円

担当:美濃部(臨床心理課)まで
お電話ください。

0942-33-15810942-33-1581

家族セミナー

児童思春期特有のこころの病や特性や子どもさんとの接し方を学ぶなどご家族さま対象のセミナーを開催しています(年1~2回・疾患別)。
詳しくはお問い合わせください。

学校や保育所の先生方へ

当院では、「福岡県発達障がい等療育支援事業」と「久留米市障害児等療育支援事業」の事業を受託し、
学校や保育所などでも療育相談やアドバイスをしています。

当院の専門職が学校や保育所に訪問して、気になる生徒さんの様子を拝見し改善策を検討したり、保護者さまや生徒さまの個別相談をお受けすることもできます。
先生方を対象に、発達障害などに関する講習会も行っておりますので、ぜひご活用ください。

Consultation counter 相談窓口

まずはお気軽にご相談ください

0942-33-1581

受付時間 9:00 - 16:30

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